こんにちは、くりちです。
- 最高の人生を送りたい!
- たった1度きりの人生なのだから後悔のない生き方をしたい!
- 限りある時間を幸せのために使いたい!
もしも、あなたがそう思うのだとしたら、今回の話は参考になると思います。
せっかくの休日を、スマホを見てダラダラ過ごし、気づけば1日が終わっていた…
なんてことを繰り返していたら、間違いなく後悔する人生になりますので。
- 後悔のない生き方をしたい人
- やりたいことが見つからず進路に悩んでいる人
- このままの人生でいいのだろうか?と漠然とした不安を抱えている人
今回は、夢をかなえるゾウ(水野敬也)を参考に、たった1度きりの人生を後悔しないための生き方、最高の人生の送り方について解説していきたいと思います。
是非、最後までご覧ください!
夢をかなえるゾウ〜あらすじ〜
夢をかなえるゾウを読んだことのない方に向けて、簡単に本の内容を紹介したいと思います。
- 余命3ヶ月を宣告された主人公
- 残された時間(命)を使って家族のためにお金を作ることにチャレンジ
- ガネーシャから出される課題をクリアしていく
夢をかなえるゾウは、主人公が、ゾウの神様であるガネーシャの教え(課題)を実践していくことで夢を叶えていく物語です。
人気シリーズで全部で5冊(0、1、2、3、4)あります。(2022、9月現在)
今回紹介するのは4になります。
テーマはズバリ「死」
普段の生活では忘れがちな「死」を身近に、そしてリアルに描いています。
一見、重いテーマに思えますが、
- 笑いあり
- 涙あり
- 学びあり
最後まで読み終えると、まるで一本の映画を見終えたような感覚になります。
僕は全シリーズ読破していますが、今回の4に関しては号泣しました。
いや、大号泣ですね…
そして、今までの自分の生き方について深く考えさせられました。
本書は、夢の叶え方はもちろん、夢の手放し方についても触れられています。
ガネーシャの課題
ガネーシャの課題は、単なる小説として楽しむだけではもったいないです。
実際に、物語に登場する主人公のように課題をクリアしていくことで、現実の僕らの世界も変化していくからです。
今回の話でガネーシャが主人公へ出した課題はいくつかありましたが、僕が印象的だったものの中からピックアップしたものを3つに絞ってお伝えしていきたいと思います。
- 健康にいいことを始める
- 死ぬまでにやりたいことリストの作成
- 他人に完璧さを求めている自分に気づく
健康にいいことを始める
3ヶ月の余命宣告を受けた主人公。
その主人公に対して、ガネーシャはなんと「健康にいいことを始める」という課題を出しました。
これを聞いてあなたはどう思いますか?
- 今さら健康にいいことを始めても遅い?
- 残された余命なのだから、自分の好きなように使いたい?
- 他にやるべき課題があるんじゃないか?
健康にいいことを始めることの意図は、行動管理のできる自分になることにあります。
日頃から健康を意識した生活を送る人は、自分で自分の行動を管理できる人であり、行動を管理できるからこそ、夢に一歩近づくことができるわけです。
- 健康を支えてくれる食事
- 健康をサポートする運動
- 健康に必須な睡眠
それぞれ興味関心を持って取り組むことが、健康の土台となるわけです。
死ぬまでにやりたいことリストの作成
人が死ぬときに後悔することは、おおよそ共通していると言われています。
物語に死神も登場するのですが、死神曰く人が死に際に後悔することは10個あるそうです。
- 本当にやりたいことをやらなかったこと
- 健康を大切にしなかったこと
- 仕事ばかりしていたこと
- 会いたい人に会いに行かなかったこと
- 学ぶべきことを学ばなかったこと
- 人を許さなかったこと
- 人の意見に耳を貸さなかったこと
- 人に感謝の言葉を伝えられなかったこと
- 死の準備をしておかなかったこと
- 生きた証を残さなかったこと
そこでガネーシャは、主人公に死ぬまでにやりたいことリストの作成を課題として出しました。
誰もが「死」というゴールに向かって今を生きているわけですが、死を身近に感じながら生きている人は少ないでしょう。
ですが、終わりがあるからこそ、今が輝く、という話をあなたも聞いたことがあると思います。
お金持ちになりたい!と思う人はとても多いと思いますが、注目していただきたいのは、もっとお金を稼げばよかったと後悔する人はほとんどいない、ということです。
むしろ、仕事ばかりしていたことに後悔する人がいるくらいですから。
お金は夢を叶える手段であり、たくさんお金を稼ぐことよりも、お金を使って何をしたいか?の方が遥かに重要と言えます。
他人に完璧さを求めている自分に気づく
ガネーシャの言葉で深く考えさせられたものを引用します。
他人に完璧さを求めれば求めるほど、自分が完璧じゃないことに苦しめられる。
逆に他人に完璧さを求めへんようになれば、完璧じゃない自分を許せるようになる。
完璧じゃない自分を許せることが、本当の意味で完璧なんやで。
この言葉を何回も繰り返すと、不思議と心が落ち着いて冷静になれる自分がいます。
- 子供にイライラするお母さんも
- 顔にできた小さなニキビに悩む学生も
- 他人と比較しては今日も落ち込んでいるあなたも
全て完璧さを求めていることに気づくことが重要なんですね。
たとえば、子供にイライラするお母さんは、子供が自分の思い通りに動いてくれないから、という背景があったりします。
そして、顔にできた小さなニキビに悩む学生は、こんな自分の姿が理想、という思い込みがあります。
さらに、他人と比較して落ち込む人は、完璧じゃない自分を直視することでそのギャップに思い悩むわけです。
そんな時、僕は上記のガネーシャの言葉を復唱します。呪文のように唱えます。
最高の人生の送り方〜後悔しないために今日からできること〜
では、ここから先は最高の人生の送り方、つまり後悔しないために今日からできることについてお伝えしていきます。
ガネーシャの課題を、物語の主人公と同じように実践していくわけですね。
- 健康になるための方法を学び実践する
- 死ぬまでにやりたいことリストを作成し1つ1つ実践していく
- 他人を許す訓練をする
健康になるための方法を学び実践する
健康を大切にしなかったことに後悔して亡くなる人が多いことは、すでにあなたもご存知のはず。
では、健康を大切にするとは具体的に何をしたらいいのでしょうか?
「健康になる方法」と、Googleで検索したら莫大な数の健康法が見つかるわけですが、僕らにはそれらを1つ1つ実践できるほどの時間はありません。
何事も優先順位が大切なんですね。
そこで、今回は僕が普段から意識していることや実践していることを紹介したいと思います。
- 健康で最も優先すべきことは睡眠
- 悩んだら歩く、どこまでも歩く
- 作り笑いでもいい。笑いまくれ
睡眠時間をたっぷり摂ることが、何よりも最重要です。
そして、悩みやストレスは健康にとっても美容にとっても大敵。
悩んだら歩くと、その悩みの9割はどうでもいい悩みだと気づくでしょう。
そして、嘘でも作り笑いでもいいから笑うと、自然と体の硬直がまるで雪が溶けるかのように溶け出します。
緊張は健康を害する大きな要因。
笑ってリラックスさせ弛緩させると、心も体もほぐれますよ。
死ぬまでにやりたいことリストを作成し1つ1つ実践していく
後悔しないための生き方を実践したいのであれば、死ぬまでにやりたいことリストを作成し、そのリストを1つ1つ消化していくことです。
多くの人は漠然と、人生80年くらいを前提に生きていると思いますが、明日も今日と同じように確実に生きられる保証なんて誰にもないのですから。
あなたが、たとえば余命3ヶ月を宣告されたら、死ぬまでにやりたいことはなんでしょうか?
なんでもいいので紙に書き出してみることです。
- 好きな人に告白する
- 憧れの人に会いに行く
- 大好きなゲームを思う存分楽しむ
これは、過去に僕が作成した死ぬまでにやりたいことリストの一部ですが…
全て実践済みです。
もちろん、まだ実践できずにそのまま残っているリストもありますが、残り時間があと僅かであることを実感すればするほど、人は本気になるし、覚悟を決めるものです。
夏休みの後半になると、途端に集中力を発揮させ、本気になって宿題を終えた経験がある方もいるでしょう。
人は時間制限があるからこそ、本気になれるし、覚悟を決めた行動ができるんですね。
今あなたが行動していることは、死ぬまでにやりたいことリストに含まれていますか?
「いつかやろうは、バカやろう」という言葉があるように、「いつか」は永遠にやってくることはありませんよ。
他人を許す訓練をする
他人を許せないことって、生きてたら普通に起きますよね?
たとえば、
- 自分は何も悪いことをしていないのに悪口を言われた
- 普段マジメに働いているのにも関わらずボーナスが支給されなかった
- エコ贔屓される自分はいつも損する側
- 同じミスを何度も繰り返す部下
- 道を譲ったのに会釈すらしないドライバー
などなど、数え出したら他人を許せないことリストは無限に出てくるもの。
ですが、ガネーシャの教え通り、他人を許せずに損するのは最終的には自分です。
他人を許せない背景にあるものは、完璧さを要求してしまう自分の心にあります。
では、他人を許すためにはどうしたらいいのでしょうか?
僕が実践していることは3つあります。
- 他人に期待しない
- 他人を変えようとしない
- どうしても許せない場合は、寝る、歩く
他人に期待せず、他人を変えようとしなければ「まあ、いいか」と思える自分になっていきます。
それでも、許せないっっっ!と思うケースも人生では起こるものですが、その際はとにかく早く寝るか、歩くかしています。
許せない人のことをいつまでも考え続けているほど、僕らの人生は長くはないし、その時間をもっと自分の好きなことをする時間に当てた方が遥かに人生は楽しくなりますからね。
また、本書では他人を許すための具体的な方法も、ガネーシャが直接教えてくれますので、興味のある方は是非、読んでいただけたらと思います。
まとめ:後悔しない人生を送るために「死」をリアルに思い描こう
今回は、最高の人生を送るために必要なことを、夢をかなえるゾウ4をヒントに解説しました。
最高の人生とは、後悔しない生き方のことです。
誰もが「死」というゴールに向かって「今」を生きていることを実感すればするほど、僕らはより具体的な行動を起こしやすくなります。
最高の人生を送りたいと思う人は、まずは人が死ぬ際に後悔する10のことを頭に叩き込むことです。
- 本当にやりたいことをやらなかったこと
- 健康を大切にしなかったこと
- 仕事ばかりしていたこと
- 会いたい人に会いに行かなかったこと
- 学ぶべきことを学ばなかったこと
- 人を許さなかったこと
- 人の意見に耳を貸さなかったこと
- 人に感謝の言葉を伝えられなかったこと
- 死の準備をしておかなかったこと
- 生きた証を残さなかったこと
人が死ぬ際に後悔する10のことを参考に、自分が死ぬまでにやりたいことリストを作成することです。
- 健康になるための方法を学び実践する
- 死ぬまでにやりたいことリストを作成し1つ1つ実践していく
- 他人を許す訓練をする
どれも、今日から実践できることなので、できそうなものから順番に1つ1つ実践していただけたらと思います。
また、ガネーシャの課題は他にもたくさんありますので、その他の課題が気になる方は是非、一読することをお勧めします。
たった1度きりの人生を後悔しないために、今回の記事を参考にしていただけたら幸いです。
不安は知識をつければ解消できますから、これからも学んで学んで学びまくりましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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