【道は開ける】カーネギーに学ぶ悩みを克服するための魔術的公式

朝日

「明日から会社かぁ〜嫌だなぁ〜」

気づけば、サザエさん症候群になってしまった方も少なくないんじゃないでしょうか?

あの頃の楽しかった子供時代に戻りたい…

と思うのは、何もあなただけではありません。

僕も、かつてサザエさん症候群の一人でしたし、会社に行くのが嫌すぎて、憂鬱で休日の夕方になるにつれテンションはぐんぐん低下していきました。

明日なんて永遠に来なければいいのに、と思っていたほどでした。

そんな僕でしたが、会社が嫌なら行かなければいいじゃない、と思えるようになり、実際1つ目の会社は退職しています。

もちろん背景にあるのは「本」たちの影響です。

こんな方に読んでほしい
  • 明日の会社のことを考えると憂鬱になる
  • 会社に行きたくない!
  • サザエさん症候群は私のこと

今回の記事では、サザエさん症候群に対する処方箋として「道は開ける」(デールカーネギー)を参考に、僕が実践した方法を紹介していきます。

1つでも実践できそうなことがあれば、実践していただけると幸いです。

サザエさん症候群は、誰もが陥る可能性のある身近な存在ですので、ぜひ最後までご覧ください。

それでは、始めていきます!

目次

道は開けるざっくり内容解説

「道は開ける」の本の内容を一言でまとめると

悩みに関する基本事項と、悩みを解決するために必要なことが、網羅されています。

病気になったら医学書が手元にあれば助かるように、悩みが生まれたら「道は開ける」が手元にあれば助かるわけです。

くりち

一家に1冊「道は開ける」ですね^^

実際、僕は「道は開ける」の本に何度も救われてきました。

(何回も繰り返し読んでいる本の1冊です)

自己啓発書と呼ばれるものは、少なく見積もっても100冊以上は読破してきましたが、正直な話、カーネギーの「人を動かす」と「道は開ける」の2冊だけ読めば十分だと思います。

まさに、自己啓発の原点であり頂点のような存在です。

サザエさん症候群への処方箋

サザエさん症候群に対する処方箋は、以下の通りです。

  • 今日1日の区切りで生きる
  • 起こりうる最悪の事態を想定する
  • レモンを手に入れたらレモネードに変える
くりち

それぞれ詳しく解説していきます!

今日1日の区切りで生きる

「マジ、会社無理無理無理無理!」と、思う人に対して、僕が言えることがあるとすれば、「今日1日の区切りで生きる」ことです。

今日1日の区切りで生きるとは、朝起きたら今日のことだけ考えて行動する、ということです。

以前の僕は、過ぎ去った過去のことをいつまでもクヨクヨ思い悩むことや、まだ見ぬ未来にああなったらどうしよう、こうなったらどうしよう、などと考えていました。

ですが、今日1日の区切りで生きる、つまり朝起きたら今日のことだけとりあえず考えて行動しよう!と思い実践することで、とりあえず今日だけは会社に出勤してみよう!そう思えるようになりました。

  • この生活が後40年も続くのか…
  • 今の延長線上に私の幸せは思い描けない

そんなことを思い悩む前に、まずは今日会社に出勤することをゴールにしてみましょう!

会社に行くまではハードルが高くても、実際に会社へ出勤してしまえば、定時まで働くことはハードルが低かったりします。

起こりうる最悪の事態を想定する

とは言っても、

会社に出勤したくても、思うように体が言うことを聞いてくれないこともありますよね?

そんな時には、起こりうる最悪の事態を想定しましょう

例えば、会社に行きたくない場合。

このケースでの起こりうる最悪の事態はなんでしょうか?

  • 会社をクビになる
  • 無収入になる
  • 生活できない
  • おわた

もし仮に、このような最悪の事態を想定したとします。

ですが、冷静に考えると会社をクビになり、無収入になったとしても、日本には生活保護制度があります。

つまり、生活できないことにはなりません。

世間体などを気にすれば、嫌なこともあるかもしれませんが、生活できるのであれば、最悪会社を辞める選択をしても何も問題はないことに気づきます。

恥ずかしながら、僕は会社を辞めたらまるで人生が終わるかのように思っていました

ですが、実際は会社を辞めたらハローワークで手続きすることでお金が貰えました笑

失業手当ですね。

選択肢が、これしかない!ここの会社しかない!と思い込んでしまう危険性は、それ以外の選択肢が見えなくなることで、自分を追い込んでしまうことです。

結果、会社を辞めたら死ぬしかない…などと考えてしまう人もいるんですね。

余談ですが、僕の考える起こりうる最悪の事態とは死ぬことです。

行動する際にまずは、自分が行動した結果死ぬリスクがあるのか?をまずは考えます。

会社を辞めても、死ぬことには繋がらないので、結果的に辞めても問題ないと判断します。

「死ななければ別にいいじゃん!」と気軽に考えることができるようになったのも、自分にとっての起こりうる最悪の事態を想定しているからです。

レモンを手に入れたらレモネードに変える

レモンとは酸っぱいものです。

レモネードは甘くて美味しいものです。

つまり、レモンを手に入れたらレモネードに変えるとは、酸っぱいものを甘いものに変えるように、与えられたカードを使い、いかに成功させることができるか?考えることでもあります。

例えば、職場に理不尽な要求してくる上司がいるとしましょう。

この場合のカード、つまりレモンは、上司の理不尽な要求です。

与えられた理不尽な要求に対して、不満を言うことや、怒りを爆発させることは誰にもできますが、これをレモネードに変えることができれば、周囲から抜き出ることができます。

  • 理不尽な要求全てに応えることは難しいが、この中で最も優先するべき大切なことはなんだろう?
  • 今のやり方を見直すチャンスかもしれない
  • もっと効率的な方法がないか考えてみよう
  • 自分の力だけでは無理だから、他人に仕事をお願いしてみるか

などなど、レモンをレモネードに変える発想があることによって、ピンチをチャンスだと捉えることができるようになります。

ちなみに、僕はこれを応用し、好きな女性に振られた際も、次はもっと魅力的な女性が現れるはずだから、それまで自分を磨いておこう!と考え行動を続けてきました。

レモネードがいきなり手に入るなんてことはなく、与えられたレモンを自分がどう調理するかによってレモネードが手に入るかどうかが決まります。

つまり、僕らに与えられるレモネードは存在せず、与えられたレモンをレモネードにするためのアイデアや道具、材料などが用意されていると考えてください。

レモンをレモネードに変えるコツ
  • 与えられたカードは、自分が成長するための材料と心得る
  • デメリットがあれば、メリットもあることを知る
  • 未来の自分に必要なピース(出来事)だと思う
くりち

与えられたカードを変えることができないのであれば、与えられたカードをどのように活用すればゲームをクリアできるのか?考えてみましょう!

カーネギー流「悩みを克服する魔術的公式」

悩みは正体が分かれば、解決へと導くことができます。

実は、悩みを克服するためにはとある公式が存在します。

悩みを克服する魔術的公式
  1. 問題点はなにか?
  2. 原因はなにか?
  3. 解決策はなにがあるか?
  4. 望ましい解決策はどれか?

今回は「会社に行きたくないサザエさん症候群」をケースに、公式に当てはめて考えてみます。

問題点はなにか?

「会社に行きたくなぁぁぁぁぁい!」

でも、会社に行かないと収入がなくなる…

↑これが問題

収入がなくなった結果、生活困難になる。

おわた…

結果、仕方なく仕事へ行かざるを得ない。

くりち

問題点は、無収入になること

原因はなにか?

  • 会社を辞めることによって、収入が途絶えること
  • 会社が自分の生殺与奪の権利を握っていること
くりち

ポイントは、会社に縛られている自分の生き方

解決策はなにがあるのか?

  1. 会社を辞めずに残り続ける
  2. 転職する
  3. 収入源を1つではなく2つ以上に増やす
  4. 生活保護制度を活用する

選択肢は、思いつくまま箇条書きにします。

くりち

解決策が思い浮かばない場合は、ネットで検索するのもアリ!

望ましい解決策はどれか?

  • 転職
  • 収入源を増やすこと

ここまでくると、解決の糸口は見えてきたも同然です。

あとは、転職するため、収入源を増やすために、また1から4を繰り返していきます。

くりち

頭だけで考えず、実際に文字にすることが超重要!

まとめ:問題点を明確にすれば解決への道は開ける

今回は、サザエさん症候群の方に向けた処方箋として「道は開ける」(デールカーネギー)を参考に、ヒントを紹介しました。

サザエさん症候群に対する処方箋
  • 今日1日の区切りで生きる
  • 起こりうる最悪の事態を想定する
  • レモンを手に入れたらレモネードに変える

過ぎ去った時間を取り戻すことは誰にもできませんし、未来を予想することも誰にもできません。

僕らにできることは「今」を生きることだけです。

与えられたカードに文句を言っても、現実は変わりませんが、与えられたカードをレモネードに変えることで現実を変えた人たちはたくさんいます。

また、あらゆる悩みは魔術的公式に当てはめて考えることにより、解決に導くことができるようになります。

僕は、悩みが出てきたら、すぐにこの公式が頭の中に思い浮かぶよう習慣にしました。

悩みを克服する魔術的公式
  • 問題点はなにか?
  • 原因はなにか?
  • 解決策はなにがあるか?
  • 望ましい解決策はどれか?

ポイントは、頭だけで整理しようとせずに、実際に文字(テキスト)にすることで目に見える形にすることです。

多くの人は、悩むだけであり、問題点は何かを把握していないことも多く、問題点を把握していても、原因を深く追求することなどしません。

だからこそ、解決策が表面的なものばかりになったり、全く見当違いな解決策にハマってしまうわけです。

解決策は、万人に共通するものなんてものは存在せず、僕には僕にとっての解決策があり、あなたにはあなたにとっての解決策があります。

つまり、僕とあなたとで、たとえ同じ問題に遭遇しても、望ましい解決策は異なる、ということです。

ノウハウコレクターは、答え(解決策)ばかりを集めるだけ集めて、望ましい解決策を選んで実行することができない人のことです。

仮に、望ましいと思い選択した解決策がうまくいかなくてもいいんですよ。

なぜなら、その選択肢ではダメだということがわかったからです。

気づきを得ることができたのは、学ぶ機会を得られたことと同じであり、次からは、別の選択肢を選ぶことができるわけですから、成功したようなものです。

以上、参考になれば幸いです。

サザエさん症候群は、誰もが陥る可能性のある身近な存在です。

ですが、今回の話を参考にしていただければ、解決へ向けたアプローチをすることが可能です。

無理せず、焦らず、今日1日の区切りで生きることに集中し「今」という時間を最大限楽しんでいただけたらと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました!

くりち

「今」に集中しよう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次