年間100冊以上読書する僕が、本の読み方を解説。目次から読もう!

読書する少女

「最近、本読んでないなぁ〜」

学生時代は本を読んでいたけれど、社会人になってからは仕事や家事が忙しく、本を一切読まなくなってしまった方も多いんじゃないかと思います。

総務省統計局が2016年に実施した「平成28年社会生活基本調査」によると、社会人の平均勉強時間は1日6分というデータがあります。

読書=勉強ではありませんが、読書の時間は自分の言葉を増やすことによって、自分の選択肢を今よりも増やしてくれます。

今回は、社会人になって読書する時間が失われてしまった方に向けて、年間100冊以上読書する僕が実践している、具体的な本の読み方についてご紹介していきたいと思います。

この記事を読んで分かること
  • 社会人が読書することのメリット
  • 時間のない社会人が読書するための時間を作る方法
  • 本は全て読んではいけない理由

本記事を最後まで読むことによって、本を読むハードルが下がり、読書する習慣を身につけることができるようになるでしょう。

それでは、はじめていきます!

目次

社会人が読書することのメリット

結論から言うと以下の3点です。

  1. お金が増えるから
  2. 異性にモテるから
  3. 健康になるから

それぞれ詳しく解説していきます。

社会人が読書することのメリット1〜お金が増えるから〜

読書すると、収入が今よりも増えます。

というと、怪しいキャッチコピーのように感じる方もいるかもしれませんが、年収の高い人ほど読書する傾向があることが知られています。

知識が多い人と、知識が少ない人とでは、知識の多い人の方が得する仕組みになっているからです。

この世は、知っているだけで得することがあれば、知らないだけで損することがたくさんあります。

たとえば、あなたも持っているスマホ。

大手キャリアから格安SIMに変更するだけで、月額5000円以上、年間にして60000円以上も節約することができます。

くりち

ちなみに、僕もauから楽天モバイルに変更したことで
年間60000円以上の節約に成功しています

この差は、単純に知っているか知らないかの違いだけです。

知らないだけで、結果的にお金をドブに捨ててしまう人は多いですし、知っているだけで、結果的に節約に成功してお金が増えている人もいます。

社会人が読書することのメリット2〜異性にモテるから〜

読書すると、異性からモテます。

読書すると異性からモテる理由は、相手の立場になってものごと考えることができるようになるからです。

簡単に言えば、相手がどうすれば喜ぶのか?が分かるようになります。

僕は心理学を学ぶためには、心理学の専門書や教材で学ぶのが1番だと思っていますが、人間の心理を学ぶためには小説や漫画、絵本が向いていると思っています。

学問としての知識と、実践で使える知識は、異なるからです。

教科書的には正解だとしても、実際にそれを試すと必ずしも教科書通りにはならない、ということですね。

極端な話、僕は男ですから女性になることはできません。

ですが、女性になれなくても、物語に登場する女性の人物を疑似体験することで、女性の心理を学ぶことができるんですね。

男性視点だけでなく、女性視点からも、ものごとを考えることができる、というのは女性の心理を理解する上では非常に役立つ武器になります。

女性の心理を理解することができれば、女性に対してどのようにアプローチしていけば成功の確率を上げることができるのかも分かるようになります。

もちろん、100%好きな人と付き合える方法なんてものは存在しませんが、女性の心理を理解するために読書で勉強している男性と、その場の思いつきで女性にアプローチする男性とでは、結果は火を見るよりも明らかです。

恋愛のノウハウやテクニック本、マニュアル本なども、もちろん役立つこともあると思いますが、人の心理を学ぼうと思ったら、個人的には物語形式で学ぶことのできる小説や、漫画、絵本の方をお勧めします。

くりち

結婚できないと思っていた僕が結婚できたのも、
読書を続けていたおかげです

社会人が読書することのメリット3〜健康になるから〜

読書すると健康になれます。

なぜなら、健康に良い「食べ物」や、健康に良い「考え方」を知ることができるからです。

僕は医者ではないので、専門的なことは断言できません。

ですが、経験から言えることは病気には2つのことがかなり影響している、ということ。

  • 食べ物
  • 考え方

これらは、健康を支える土台になります。

詳細は省きますが、読書によって健康の知識を増やした結果、普段の生活習慣を見直すきっかけとなり、未然に病気を防ぐことも可能になります。

病気になってから治療すると、治るまでにたくさんのお金と時間を失います。

普段の生活を少し意識するだけで、事前に予防することができたら、お金も時間も健康も失わずに済むわけです。

くりち

パニック障害の発作がほとんどなくなったのも、
読書による効果の1つです

時間のない社会人が読書するための時間を作る方法

「読書によるメリットは理解したけれど、なかなか忙しくて時間がないんだよなぁ〜」という悩みに対する回答はこちらです。

  • 優先順位を明確にする
  • 優先順位の低いことに時間を使わない
  • 本は目次だけ読む

優先順位を明確にする

新しい習慣を身につけようと思ったら、今ある習慣を何か1つ捨てなければいけません。

今の習慣を全く変えずに、新しいことを始めようと思うのは、満杯になったコップにさらに水を注ぐようなもので、溢れかえりますよね?

新しいことに挑戦したからといって時間が増えるわけではありません。

そこで大切になってくるのが、優先順位を明確にすることです。

たとえば、読書する時間を1日10分確保すると決めます。

1日10分であれば、どんなに忙しくても作ることができます。

  • 会社の昼休みの時間
  • 帰宅後のテレビを見る時間
  • 子供が寝た後の時間
  • トイレで踏ん張っている時間
  • お風呂にゆっくり浸かっている時間
くりち

ちなみに僕は、朝早起きして読書することが多いです

大事なことは、時間は作ろうと思わない限り永遠に作れないということ。

そして、時間を作る際には優先順位を明確にしなければ、あっという間に24時間は埋まってしまう、ということです。

気づいたら、もうこんな時間!?と驚かれた経験のある方は多いと思いますが、それだけ僕らは無意識に時間を失っているんですね。

優先順位の低いことに時間を使わない

1日をフル活用していて、1日10分の自由時間すら確保できない、という人はいないと思いますが、先ほど紹介した優先順位、つまり、何を1番優先したいのか?を決めることができれば、無駄な時間を削る意識が働くようになります。

逆に言えば、普段の生活で優先順位を明確にせずに、漠然と1日を過ごしている間は、必要のないこと(優先順位の低いこと)に時間を使っている可能性が極めて高くなります。

たとえば、読書をすると決めたのに、会社から帰宅するとついついテレビをつけてしまったり、スマホでついついYouTubeを見てしまったり、SNSを眺めていたら1時間が過ぎていたり…

スマホやテレビは無意識に時間を奪う罠がたくさん仕掛けられているので、帰宅後は寝るまでスマホ、テレビに触れない、と決めるだけでも、時間を作ることはできるはずです。

時間は有限だからこそ、使い方を間違えると取り返しが効かなくなってしまいます。

優先順位の低いことに時間を使うのは、つまり自分の寿命を無駄に削っているようなものです。

くりち

自分にとっての優先順位を明確にすると、
無駄な時間を削ることができます

本は目次だけ読む

「本を読む時間がない…」と悩んでいる人の勘違いの1つに、本は最初から最後まで全て読まなくてはいけないという思い込みがあります。

詳しくは、この後説明しますが、本は目次だけサッと読むだけでもいいんですね。

僕は、年間100冊以上の本を読みますが、全ての本を最初から最後まで全て読んでいるわけではありません。

「え?それって本を読んだと言えるの?」と疑問に思われる方は、真面目なタイプなのでしょう。

本を全く読まない人と、目次だけでも目を通す人とでは、たったそれだけでも明らかに知識の差が広がっていきます。

なぜなら、目次というのは重要ポイントや結論がまとめられているからです。

本のタイトルは本の内容のエッセンスが凝縮されたものであり、本の目次は著者が伝えたいことの結論が書かれています。

つまり、本のタイトルと目次だけ読んだとしても、ある程度本の内容を理解することができるのです。

次に、年間100冊以上読書する僕の、本の読み方を詳しくお伝えしていきます。

本を全て読んではいけない理由

結論から言います。

  • 本を読むハードルが高くなり挫折するから
  • つまらない本、ハズレ本を読み続けても時間の無駄になるから
  • 読書が嫌いになるから

本を読むハードルが高くなり挫折するから

「本を最後まで読んではいけません」というと、驚かれる方も多いです。

読書しよう!と思い本を購入したものの、積読状態になって、埃を被ったまま数ヶ月経過してしまった、という方も多いのではないでしょうか?

それは、本を読むハードルが高いからです。

そして、本を読むハードルを高くしてしまっている原因は「本は最初から最後まで読まなくてはいけない」という思い込みです。

年間100冊以上読書する僕の本の読み方
  1. 気になるタイトルの本の目次に目を通す
  2. 興味ある目次の内容を先に読む
  3. まえがきとおわりを読む

1冊の本を読み終えるのに、仮に2時間かかると計算します。

ですが、僕の実践する読書法では僅か10分程度で、1冊を読むことができます。

こんな読書のやり方、おかしい!と思われる方もいるかもしれませんが、時間は有限です。

有限な時間に対して優先順位を明確にすることの重要性はお伝えしましたが、これは読書にも当てはまることです。

つまらない本、ハズレ本を読み続けても時間の無駄になるから

本をある程度読むと、つまらない本、いわゆるハズレ本を引いてしまうこともあります。

ハズレ本の特徴
  • タイトルと中身が一致しない
  • どこかで読んだ内容
  • 興味関心が持てない

これらのハズレ本を引いてしまったら、そっと本を閉じましょう。

なぜなら、読み続けるだけ時間の無駄だからです。

本を1冊丸ごと読み終えた実績が欲しい人は、最後まで読み続けることが正解だと思いますが、僕はハズレ本を最後まで読む時間があるならば、別の本を読みます。

読書は拷問の時間でもなければ、我慢するための時間でもありません。

読書が嫌いになるから

楽しくないことは続かない。

これは読書にも当てはまります。

本は最後まで読まなくてはいけないと思い込むことで、たとえつまらなくても、活字を追い続ける生活に突入するとしたら、読書が嫌いになって当然でしょう。

読書が嫌いになる要因
  • 本は最初から最後まで全て読むのが常識だと思っている
  • つまらない本でもどこかのページに役立つ内容が書かれてあると思い込んでいる
  • 途中で読むことを諦めた自分はダメ人間だと思ってしまう

これは、僕の経験上からの話になりますが、興味ある目次から読んだ結果、内容が面白い本は、他のページも自然と読んでいることが多いです。

逆に、興味ある目次だったけれど、内容がイマイチだった本は、他の気になる目次を読んだとしても、つまらないことが多いです。

つまり、興味ある目次を読んだ結果、内容が面白かった場合、その本は自分にとっての当たり本である可能性が高く、興味ある目次を読んだ結果、内容がつまらなかった場合、その本は自分にとってハズレ本である可能性が高い、ということです。

あくまで、僕の独断と偏見によるものなので、結果は保証できませんが…

まとめ:読書は目次から読む。興味ある目次の内容を読めばOK!

今回は、年間100冊以上読書する僕の本の読み方について解説しました。

  1. 気になるタイトルの本の目次に目を通す
  2. 興味ある目次の内容を先に読む
  3. まえがきとおわりを読む

「本は最初のページから読まなくてはいけない」というルールはありませんし、1冊全てのページを読まなくてはいけないという思い込みが、読書のハードルを上げてしまい、生活から読書を遠ざけてしまいます。

くりち

実践するためのコツは、
とにかくハードルを極端に下げることです

読書の時間がない人は、優先順位を明確にすることで生活を見直すきっかけになりますから、この際、ぜひチャレンジしていただけたらと思います。

本は最初から最後まで全て読まなくてもOKです。

気軽な気持ちで読書ライフを過ごしていただければ、自然と読書量は増えていきますので。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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