- 本の断捨離したいけれど、捨てるのもったいない
- いつか読むかもしれないから本だけは残しておこう
- 本は子供にもプレゼントできるから
こんな悩みは抱えていませんか?
今でこそ、手元にある本は3冊のみ(現在読んでいます)の僕ですが、以前は天井ギリギリの本棚が4つもあり、1000冊近い本が収納されていました。
そして、本棚にギュウギュウに詰め込まれた本を誇らしく思っていました。
「これだけ読んだ自分はすごい!」と…
大事なのは、インプットの量ではなく、インプットしたことをどれだけアウトプットする事ができたか?なんですけどね。
- 本の断捨離をしたい人
- 本だけは捨てられない人
- 本の処分に困っている人
- ミニマリストに憧れのある人
今回の記事を読むことによって
本だけは捨てられない人も、本を断捨離する事ができます。
僕は、割となんでも捨てる(断捨離)ことができたのですが、最後に残ったのが本でした。
本だけはどうしても捨てられなかったんです。
そんな僕が、一体なぜ本を手放そうと思ったのか?
- 本を断捨離するに至ったエピソード(ミニマリストになった理由)
- 具体的な本の断捨離法
- 本を捨てることのメリット
それらについてお伝えします。
ぜひ、最後までお付き合いいただけたらと思います。
それでは始めていきます!
ミニマリストになった理由
現在、ミニマリストとして生きる選択をする方々が増えています。
ミニマリストとは、不要な持ちものを減らして自分に必要な最小限のものだけで暮らす人のことを指します。
僕が、ミニマリストに憧れを抱くようになったきっかけは、斎藤一人さんのお話でした。
斎藤一人さんは、銀座まるかんの創設者で、経済的な自由と精神的な自由を両立させるための著書を何冊も出版されている実業家です。
- お金持ちの家はモノが少なく
- 貧乏人の家はモノが多い
お金持ちである斎藤一人さんの言葉だからこそ、説得力がありました。
特に印象的だった言葉は…
- 使わないモノ=ゴミ
- 迷ったら捨てる
また、ミニマリストとして有名なしぶさんのブログ記事にも貧乏人の家に物が多い理由が書かれてありました。
物を買う
お金が減る
お金のためにに働く(時間を切り売りする)
物が増えた挙句に整理整頓・物の入れ替え・探し物など手間が増える
片付けに費やす時間も、精神的な余裕もなくなる
部屋が物だらけになる
ストレスを発散するため1に戻る
ミニマリストしぶのブログ
ミニマリストは、モノを少なく厳選することにより、大切なものを最優先する生き方です。
なぜ本を捨てる事ができないのか?
本当に大切なモノであれば、捨てる必要はないのですが、本当に大切なモノが100も200もあったら、どれが大切なのかもわからなくなります。
僕の場合、本は軽く1000冊を超えていました。
絶対に、1000冊の本を読み返すことなんてないのにも関わらず…
- いつか読むかもしれないから
- 捨てるのがもったいないから
- 子供(誰か)へプレゼントできるから
それぞれ、本を捨てられない理由を深掘りしていき、また解決策についても解説していきます
いつか読むかもしれないから
特に本好きな方にとっては、あるあるだと思います。
いつか読むかもしれないから捨てられない。
現在、3冊の本しか手元にない僕から断言させていただきます。
いつか読むは、いつまで経っても読まない、です
本だけに限った話ではないのですが、
- いつか読む
- いつか使う
- いつかやる
これらの「いつか」がやってくることは99%ありません。
本も食べ物と同じように、旬な時期があります。
旬な時期とは、言い換えると鮮度のことです。
鮮度の古くなった情報を読みたい!とは思わないものです。
仮にまた読みたくなったら買えばいいだけの話です。
今の時代、絶版書でもない限り、ネットで手軽に買う事ができますからね。
捨てるのは勿体無いから
本は食べ物と違い腐らないので、いつまでも手元に置いておく事が可能です。
その結果…
捨てるのは勿体無い、という感情が生まれてしまうんですね。
- まだ使えるのでは?
- 捨てるよりは売ったほうがマシ
- まだ元が取れていない
これらの感情が、断捨離することへのハードルを上げます。
基本的に、本は文字が読めれば問題はないので、壊れるとか、腐るとか、使えなくなるとかの概念がありません。
古くなったり、ボロボロで使えなくなったりすれば、捨てる人は多いのですが、本は機能として使える状態が持続するので、ずっと捨てられない人が多いんです。
それに、今までこれだけ読んできた本の数々を捨てるとしたら
- 自分には何も残らないんじゃないか?
- これだけの本に一体いくらかけてきたんだ?
- まだ元を全然とっていないじゃないか!
という不安や疑問などが生まれます。
ここで大事なことは、
- 本を捨ててもあなたはあなたのままですし
- インプットの量よりもアウトプットの量の方が価値がありますし
- 永遠にページを開くことのない本を大切にとっておくことで元を取れる日が来ることは100%ない
という事です。
捨てるのは勿体無いから売ろう!と考える人もたくさんいると思います。
ですが、1冊1冊メルカリで売る労力と時間を考えると、明らかに効率は悪いし、コスパも悪いです。
売ることへのハードルが高くなると、
「また後でやればいいか」と思うようになり、いつまで経っても捨てることはできません。
では、どうしたらいいのか?
結論から言えば、僕はこちらを利用しました。
【ブックオフのネット宅配買取サービス本だけでなく、その他のモノも買取してくれるため、とても便利でした。
やることはとても簡単で3ステップで完了です。
- 段ボール箱を用意して、その中に売りたいモノを詰め込む
- 業者が自宅に来たら段ボール箱を渡す
- 数週間後に銀行口座へお金が振り込まれる
これら買取サービスを利用する時に大事なことは、捨てるよりは売った方がマシだということです。
- 捨てるよりは売った方がマシだと思っている人
- 1度に一気に部屋を片付けたい人
- 1冊1冊メルカリで売ることのできない人
実際、本を束ねて資源回収で出すのは面倒だし、でも捨てるのは勿体無いし…
そんな方に向いているサービスです。
逆に、1つ1つ、できる限り高く売りたいと思う方にはお勧めできません。
サービスを使った感想としては、大量の本を引き取ってくれた上に、お小遣いまで貰えてありがたい、です。
査定に時間が多少かかるので、銀行に振り込まれるまでには数週間かかってしまいますが、それ以外は満足です。
近々、実家に置いてある本も買取してもらおうと思っています。
部屋は片づき、お小遣いが貰えるので一石二鳥です
子供(誰か)へプレゼントできるから
恥ずかしながら僕は、本は自分が死んだら、子供にも残せる財産になる、と思っていました。
ですが、それは単なる本を捨てたくない言い訳でしかありませんでした。
そもそも…
- 子供が読書好きだとは限らない
- 読書が嫌いなのに無理やりプレゼントされても喜ばない
- 親の価値観を子供に押し付けている
良かれと思ってプレゼントしたい親の気持ちもわかりますが、大事なことは子供の気持ちを尊重することです。
子供だって好きな洋服を着たいように、好きな本を読みたいはずです。
プレゼントされた本がたとえ1000冊近くあったとしても、自分の好みに合わなければそれはただのゴミ同然です。
残すのは本(モノ)ではなく、一緒に過ごす思い出(体験)で十分だと思いますし、成長の過程でその都度読みたい本があれば買ってあげるほうが遥かに喜ばれるはずです。
自分がどんなに好きな本だとしても、相手も必ずそれを好きになる保証はありませんし、相手は相手の好きなことや好きなものが存在します。
誰かにプレゼントされた本を読むよりも、自分で購入した好きな本を読む方が幸せな人は多いはずです。
プレゼントは、貰った相手が喜ぶからこそ成立するものであって、貰っても使わないものや不要なものはゴミにしかなりません。
言葉は悪いかもしれませんが、これが現実です。
どうしても、プレゼントしたい気持ちが強い方は、それこそ捨てるのではなく、先ほど紹介した宅配買取サービスを活用すればいいと思います。
誰にも読まれない本をずっと家の中に置いておくだけよりも、必要としている人に本が渡った方が、本も本望でしょうし、社会貢献にもなりますからね。
自分が好きなものではなく、相手が喜ぶものをプレゼントしたいものです
本を捨てる具体的な5ステップ
さて、ここからは本を捨てるための手順、ステップについてお伝えしていきます。
結論から言えば以下の通りです。
- 本棚から全ての本を床に並べる
- 1年間読まなかった本は段ボールに入れる
- いつか読みたいと思っている本も段ボールに詰め込む
- 今現在読んでいる本を残す
- 思い入れのある本は電子書籍で購入する
本棚から全ての本を床に並べる
この作業は、本が多ければ多いほど面倒臭いです。
面倒臭いですが、1番重要なプロセスだったりします。
なぜなら、本を床一面に並べることで、嫌でも本と向き合うことになるからです。
1冊1冊、いる、いらないの判断をすることが、いかにエネルギーを消費するか痛感するはずです。
この嫌な作業をするからこそ、次回からの買い物をする際に、本当にこれは必要なのか?考える事ができるようになります。
- お買い得だから
- ポイントがつくから
- 期間限定だから
これらの理由でモノを購入することもなければ、衝動買いすることもなくなります。
基準は1つ。
今の自分にとって本当に必要かどうか?
この作業をする最大のメリットは、次回買い物をする際の判断材料にする事ができることです。
いずれ捨てることがわかっていれば、わざわざ大切なお金を出したいとは思いませんからね。
将来の節約に繋がる重要な作業です!
1年間読まなかった本は段ボールに入れる
本に限らない話ですが、基本的に1年間使わず放置されていたものを、2年目以降に使うことはありません。
1年間使わなかったモノかどうかの判断基準としては、ほこりを被っているかどうか?です。
毎日使うモノにはほこりは溜まりませんよね?
ほこりが捨てるべきものを教えてくれるわけです。
1年間使わなかったモノは、今後も使いません。
- まだ使える
- いつか使える
- 誰かにプレゼントできる
これらが、モノを捨てられない要因であることは説明した通りです。
問答無用で、1年間読まなかった本(使わなかったモノ)は段ボールに詰め込みましょう!
埃の溜まった本は即、断ボール箱へ!
いつか読みたいと思っている本も段ボールに詰め込む
本を段ボールに詰め込む際に、絶対にやってはいけない事が1つだけあります。
それは、本の内容を読むことです。
ペラペラと重要なものが挟まれていないか確認するのはいいのですが、この本、どんな内容が書かれてあったっけ?と本のページをめくると、あっという間に1日は終わってしまいます。
そして、こんないい内容が書かれてある本を捨てることはできない!と、再び本棚へ戻すことになります。
これ、過去の僕のことなんです笑
ですが、その後1回も本を読み返す事はありませんでしたからね。
判断基準としては、迷ったら捨てましょう!
こんまりさんは、ときめきを基準に捨てることで有名ですが、ときめきがイマイチわからない人は、迷ったら捨てる!です。
テニスの打ったら戻る真ん中へ!のように、迷ったら捨てる段ボールへ!です。
本を捨てて後悔しても、また買えばいいだけです
今現在読んでいる本を残す
本棚に残す本で、1番優先度の高い本は、今現在読んでいる本です。
極論、それ以外の本は捨てても構いません。
今までステップを紹介してきましたが、こんな面倒臭いことやってられないよ!という方は、今現在読んでいる本だけ残すようにしてください。
おそらく、本棚に詰め込まれている大量の本は段ボールへ移動することになるでしょう。
現在読んでいる本とは、現在進行形で使っているモノです。
それ以外は、すでに役割を終えた本たちです。
いつまでも大切に残しておきたい気持ちは理解できますが、役割を終えたモノたちをコレクションすることに価値はありません。
現在進行形で読んでいる本だけ残しましょう
思い入れのある本は電子書籍で購入する
電子書籍で入手できる本であれば、基本的に全て電子書籍でOKです。
紙の本には紙の良さがあることは、僕も重々承知しています。
ですが、それを凌駕するメリットが電子書籍にはあるので、思い入れのある紙の本は捨てて、電子書籍で再び購入しましょう。
電子書籍について語ると長くなるので、この場では割愛しますが、後日ブログで紹介したいと思います。
基本的に紙の本は全て捨てましょう
以上、5つのステップを踏んだらあとは買取に来てもらうだけです。
【ブックオフのネット宅配買取サービス買取への抵抗がある方は、資源回収で本を出すことになりますが、お小遣いも増えて、不要な本は全て引き取ってもらえる買取サービスは大変便利ですよ!
本を断捨離することのメリット
1000冊近い本を断捨離した僕が語る、本を捨てることのメリットは以下の通りです。
- 紙の本は買わなくなる
- 読書量が増える
- エッセンシャル思考が身に付く
- 本以外にも断捨離したくなる
- ミニマリスト生活に近づく
紙の本は買わなくなる
本を断捨離してからは、一切紙の本は買わなくなりました。
全て電子書籍になったからです。
紙の本を購入しなくなったので、本棚は必要ありませんし、仮に電子書籍にない紙の本を購入した場合も、読み終えたら捨てるか、あげるか、売るかしてしまうので、以前のように本が家中に大量に溢れることはなくなりました。
読書量が増える
本を断捨離し、電子書籍をメインに読むようになってからは、以前よりも格段に読書量が増えました。
本を読むハードルが下がったからです。
いつでもどこでも気軽に本を読めるため、気づけば暇な時間があれば読書しています。
外出する際も、多くの本を持ち運ぶ必要もありません。
スマホやKindle1つあれば、すぐに読書できます。
エッセンシャル思考が身に付く
本を大量に断捨離する過程は、エッセンシャル思考を身につける良いトレーニングになります。
自己投資と思い、大量の本を読むことを目的としていた僕が、大事なのはインプットの量ではなく、インプットした内容をどれだけアウトプットする事ができたのか?だと気づくきっかけを与えてくれた思考法です。
本以外にも断捨離したくなる
断捨離の成功のコツは、1つのジャンルに絞ってまずは徹底的に向き合うことです。
本を断捨離することで、スッキリした感覚を経験すると、本以外にも断捨離したい!と思う気持ちが強くなります。
なんでも捨てればいいわけではありませんが、1つ1つのモノに対して、これは本当に今の自分に必要なのか?と考える機会が増えます。
そして、わざわざ断捨離するための時間を作らなくても、日常生活を送りながら気づいた瞬時に「いる」「いらない」を判断する習慣が身につきます。
ミニマリスト生活に近づく
モノを減らすことで豊かな気持ちになる、という不思議な体験をします。
これは、ミニマリストに繋がる最初の一歩です。
今までのモノが多い生活から、モノが少ない生活に憧れを感じるようになります。
本の断捨離はきっかけに過ぎず、多くのモノに囲まれている自分と向き合い、本当に大切なモノや人、情報だけに囲まれて生活したい!と望むようになります。
まとめ:本の断捨離は1つのきっかけ。より少なくより豊かに生きよう!
今回の記事では、本の断捨離ができない人に向けて
- なぜ本を断捨離する事ができないのか?
- 本を断捨離するための5つのステップ
- 本を断捨離するメリット
これらを解説してきました。
- いつか読むかもしれないから
- 捨てるのがもったいないから
- 子供(誰か)へプレゼントできるから
- 本棚から全ての本を床に並べる
- 1年間読まなかった本は段ボールに入れる
- いつか読みたいと思っている本も段ボールに詰め込む
- 今現在読んでいる本を残す
- 思い入れのある本は電子書籍で購入する
本を断捨離することで得られることは多く、たくさんのモノに囲まれて生活する意味や、使いもしないモノのために部屋を狭くしている現実と向き合うことになります。
- 紙の本は買わなくなる
- 読書量が増える
- エッセンシャル思考が身に付く
- 本以外にも断捨離したくなる
- ミニマリスト生活に近づく
本当に大切なモノは意外と少ないものです。
誰もがミニマリストになる必要はありませんが、本の断捨離をすることによって、より多くのモノを所有する必要性がなかったことに気づくはずです。
部屋が居心地の良い空間になれば、自分の気持ちも明るく穏やかになりますから、結果的に人間関係や仕事もうまくいく事が増えるでしょう。
逆に言えば、人間関係や仕事などで常にトラブルが頻発している場合は、家の中がゴチャゴチャしていないか?確認する良いチャンスとも言えます。
より少なくより豊かに生きるために、これからも一緒に学んでいきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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